AIN(エーアイエヌ)=看護助手ってどんな仕事?
オーストラリアでAIN(Assistant in Nursing/アシスタント・イン・ナーシング)として働くという選択肢が、いま注目されています。
AINは、日本でいう「看護助手」のような存在で、正看護師(RN)や准看護師(EN)と一緒に、患者さんや高齢者のケアをサポートする大切な職種です。
活躍の場は、
- 病院(Hospital)
- 高齢者介護施設(Aged Care Facility)
- 在宅介護・地域ケア(Home & Community Care)
障がい者支援施設など多岐にわたります。
「海外で医療・介護の仕事がしたい」「人の役に立つ仕事がしたい」という方には、AINはぴったりのスタートです!
どんな仕事内容?(AINの主な業務内容)
AINの仕事は、患者さんや高齢者の日常生活をサポートすることが中心です。- 入浴・着替え・トイレの介助
- 食事や水分補給のサポート
- バイタルサイン(体温・脈・血圧)や血糖値の測定(指示のもとで)
- 利用者さんとの会話、メンタルケア
- 体調や様子の変化を観察し、必要に応じて看護師へ連絡する
- 施設内の衛生管理および安全な環境の維持
利用者さんや入居者さんとの会話も、大切なお仕事のひとつです!
明るく元気に声をかけ、安心してもらえるような信頼関係を築くことが求められます。
また、チームの一員として、他のスタッフと協力・連携する力も重要です。
そのためには、コミュニケーション力もとても大切になります。
看護・医療の経験がある方はチャンス!
日本で看護師や准看護師として働いていた方、介護福祉士の資格をお持ちの方、病院勤務の経験がある方は、オーストラリアでの就職でも高く評価される傾向があります。
医療現場に慣れていること、ケアの姿勢や基本知識があることは、現地の雇用主にとっても大きな安心材料になります。
多くの方が、AINとして働いた経験を土台に、准看護師(EN)や看護師(RN)へキャリアアップしています。
どうすればAINとして働ける?
AINとして働くためには、以下の認定職業教育訓練(VET)コースのいずれかを修了する必要があります:
HLT33115 Certificate III in Health Services Assistance(実習80時間)
→ 病院など医療現場での就職を目指す方におすすめ
CHC33021 Certificate III in Individual Support(Ageing and Disability)(実習120時間)
→ 高齢者施設・在宅介護・障がい者支援に関心がある方におすすめ
両コースとも、座学と実習がセットになっており、現場で即戦力として活躍できる内容です。
コース修了後は、ワーキングホリデービザや学生ビザで働くことが可能です。
(Insert the link for online seminars)
AIN・EN・RNの違いは?
役割 |
必要資格 |
主な業務内容 |
AIN(看護助手) |
Certificate III |
基本的なケア、生活支援、観察・報告 |
EN(准看護師) |
Diploma of Nursing |
投薬、処置、バイタル管理、簡易判断 |
RN(正看護師) |
看護学士号 |
総合的な看護・判断・管理・教育 |
AINとしての経験を積むことで、次のステップへと進む道も開けます。
AIN(看護助手)は、「オーストラリアの介護・看護の現場で働きたい」という方にとって、最も現実的で始めやすい選択肢のひとつです。
- 海外での看護キャリアを目指したい
- オーストラリアで人の役に立つ仕事がしたい
- 英語力も現場経験も一緒に身につけたい
そんなあなたに、AINは夢への入り口になります!